インビザラインと他のマウスピース矯正の違いは?
マウスピース型矯正装置には、インビザライン以外にも、「アソアライナー」などの種類があります。「マウスピースを定期的に交換して、歯を動かしていく」という基本的な部分は同じですが、細部でそれぞれ違いがあります。ここでは、インビザラインとアソアライナーの違いについてご説明します。
「アソアライナー」とは?
アソアライナーとは、インビザラインと同様に、透明なマウスピースを定期的に効果することで、歯を動かしていくマウスピース型矯正装置です。インビザラインとの違いは、マウスピースの交換頻度で、インビザラインが治療期間を通じて、通常、20~40回程度交換するのに対して、アソアライナーは5~10回程度の交換することになります。ただし、マウスピース交換のたびに印象採取を行うため、歯型取りは5~10回程度行う必要があります。また、当クリニックが導入している「iTero(アイテロ)」は、インビザラインにのみ対応しているので、アソアライナーでは使用することはできません。
「アソアライナー」の特徴とは?
- 装置が目立たない
- 取り外し式なので、食事・ブラッシングが今まで通り行える
- マウスピースの交換頻度が少ない
- 違和感が起こりにくい
- シミュレーションにより、事前に歯並びの仕上がりが確認できる
- 金属アレルギーの心配がない
- マウスピース交換のたびに印象採取を行うため、予期せぬ歯の動きにも対応可能
インビザラインとの違いは?
- インビザラインの方が、アソアライナーよりも幅広い症例に対応可能
- インビザラインの場合、基本、1回の歯型取りですべてのマウスピースを作製するが、アソアライナーでは、マウスピース交換のたびに印象採取を行うため、歯型取りは5~10回程度行う
- 「iTero(アイテロ)」は、インビザラインにのみ対応しているため、アソアライナーでは使用できない
- インビザラインのマウスピース交換頻度が、通常、20~40回程度なのに対して、アソアライナーは5~10回程度
インビザラインとアソアアイナーの比較について
インビザライン | アソアライナー | |
---|---|---|
対応可能な歯並び | 従来よりも性能が向上していて、幅広い症例に対応可能 | 難しい歯の動きには対応できない場合がある |
装置の見た目 | 装置が目立たないので、審美的 | 装置が目立たないので、審美的 |
食事・ブラッシング | 取り外し式なので、今まで通り快適に行える | 取り外し式なので、今まで通り快適に行える |
違和感 | ほとんどない | ほとんどない |
通院頻度回数 | 1~3ヶ月に1回程度 | 1ヶ月に2回程度 |
歯型取りの回数 | 基本1回 | 5~10回程度 |
装置の交換頻度 | 20~40回程度 | 5~10回程度 |
矯正中の虫歯治療 | 可能 | 可能 |